ドSの女神様(ミサキ・仮)の予約は2時間コースでした。
2時間お相手して、いつのまにか女神様のペースに
ビッシリ&ズッポリはまってしまって身も心も許してしまっていました。
次の予約も無いので、その後はシャキシャキ&テキパキと会話を楽しみました。
「S女もM女も、結局やりたいんだからね。
初対面の男もいいけど、本当はヤリタイ男は日常にいるものよ。
会社にいたり、取引先だったり、どっかの店のメンズだったり…。
涼汰君には悪いけど、君はプロでしょ。やっぱ素人よ。
イケメンを逆ナンしてやっちゃったことも何回かあるけど、
その後その男達はオナネタにも登場しない。
女がオナネタにするのは昼間の姿を知ってる、顔見知りの男が多い気がするよ。
そんな男達と、秘密でもどうにかなっちゃいたいのよ。
それはS女M女、関係ないと思うよ」
それを聞いて即座に思い出したのは、職場の先輩OLさん達ではなく、
過去に小説で書いた「何も見せない」に出て来た
逆ナンを仕掛ける2人の女性だった。
「逆ナン屋ってアリですか?」。僕はミサキさんを正面から見て、そう言った。続けて、
「逆ナンできるミサキさんはいいけど、できない女の人がほとんどですよね、
職場の同僚や上司、取引先の営業マン、行きつけの店の美容師や店員、はたまた隣の旦那さん。
さらに言えば、高校の頃の若手教師、初恋の片思いの男性……。
妄想オナの日々を過ごす女性はたーーくさんいますよね。
ねぇ、ミサキさん“逆ナン屋”ってアリですか?」
「逆ナンしてどうするの?
別れさせ屋とかの商売はあるけど……」
「内気で逆ナンできない人の代わりに逆ナンしてあげて、
依頼者に引き渡すとか。
男性には目隠しさせます。依頼者が誰か分からないように。
だって、なんらかの関係を持った後でも昼間に会わなきゃいけないし。
男性なんてナンパされればホイホイついて来ますしね」
僕がそう言ったのは、小説「隣の女子寮」で思いのほかたくさんいただいた感想メールにあった。
<私も女子寮に住んでたらきっと涼汰にいろんなことをしたと思う、だって私は誰だかわからないんでしょ?>
そんな内容がほとんどだったから。
「男性は素人です。僕らのような職業イメージはありません。
依頼主は、どこの会社の誰を連れて来てください、と依頼します。
逆ナン屋の女性スタッフは、逆ナンを決行し、
指定の場所に連れてきて、男性に目隠しをさせます。
そこに依頼主の女性が現れ、2人きりになります。
それからは依頼主のお好きなように。
男性の目隠しは自分では絶対にとれない仕掛け。
少々のギャラはあげなきゃいけないかも。でもごくわずかです」
「面白いね、それってM男独特の発想だね・笑」
「発想ですけど、僕自身の経験でもあります・笑」
「お金払っても、指名した男とやりたい女っていると思うよ」
「もちろん、お互い合意のうえ、デートして、バーで酔って、ホテル行って、
キスして、クンニしてもらって、セックスして……というのが理想なんだと思うけど、
無理なことってあるでしょ。その男の人で妄想オナし続ける女の人いっぱいいるでしょ」
「まぁ、アタシにもいるわ・笑。取引先のナイスミドル。
あの人を苛めたいわぁ。顔面騎乗で心ゆくまで舐めさせて、
ヒイヒイ言うぐらい責めてやりたいわぁ・笑。
ぐっちゃぐちゃにしてやりたいわぁ・笑。
でもね、取引先のお偉いさんだから、ありえないけどね・笑
実際、その人は何回もオナネタにさせてもらってるけどね・笑」
「それですよ!ソレ!・笑」
「関係もった後、何くわぬ顔をしてその人と会うんでしょ?
偉そうにしてるけど、あの時はヒーヒー言いながら、私のマンコ汁で顔面を濡らしてた…
って思い出しちゃうんだろうね、きっと・笑・いいねそれ。いいかもね・笑」
M女の利用法。「Sの女性はそうすればいいし、Mの女性は逆に依頼者が目隠しして待ってるんです。
逆ナン屋の女性から、苛めて弄んで犯して欲しい女性がいます…というかんじです。
M女の依頼主は、顔を隠したまま、オナネタにしていた男性にカラダをすみずみまで弄ばれちゃうんです。
舌が深くからまるキスをして、胸を唾液いっぱいに濡らされて舐められ、
彼のペニスを咥えさせられ、淫汁ダラダラ垂れ落ちるマ○コをクンニされちゃうんです
会社で、美容室で、取引先で…、あぁ私、この人に犯されちゃったんだなぁ…って考えると、
また濡れちゃうんです」。
みなさん、逆ナン屋、
どうですか?