※画像は まんぐり返し
同じような画像になっちゃったね。
受付への問い合わせや予約のメールは、
デリホスをやっていた僕達の稼働回数の3倍ぐらいは届いていたはずだ。
まず2~3日後、或は1週間後の予約をする人。
計画を立ててその時に臨む女性は、それに至るまでの間も、
願望を集めては膨らませ、行き過ぎると削ぎ落とし、待ち時間も楽しんでいたように思う。
それに対し「今日はどんな人がいるの?」という問い合わせ。
その日じゅうに溜まった性欲を解消させたい女性達もいた。
お目当ての男性の空き時間に繰り合わせるのは、
場所の確保や突発的な用事などでとても手間がかかる。
独り暮らしの女性なら、家に呼べばいつでもOKなんだろうけど、
お目当ての男性が訪れる時間がよめない場合は「じゃあまた今度にします」となる。
「今すぐ来れるのはどんな男?」となる場合が多いと聞いた。
言い換えれば「今すぐヤリたいんだけど」ということ。
2時間も待てないのは、専業主婦が多いとも聞いた。
おそらくは夕食の準備があったのだろう。
過去記事にした、ある女神様との会い方には
いつもの記事よりも多くのメールをいただいた。
彼女は独り暮らしで「今日じゅうに来てくれれば良いよ」というオーダーの仕方。
それでもいつも2時間以内には着いていて、午前2時を過ぎないように心がけていたから、
女性の「いまスグやりたいんだけど」を叶えられる許容範囲内だったはず。
幾回か会話と体を重ねたある日、突然 独り暮らしの彼女から部屋の合鍵を渡された。
その女神様の名前は理沙(仮)。
「チャイムは押さないでね、勝手に入って来ていいから、もしも寝ていたら起こしてね」
女神様は僕を待つ時間も楽しんでいたようで、
物音をたてないように気を遣いながら、到着後に指を洗面所で洗ってから、
そこに触れるといつも濡れていて、
密壺に指を当てるだけでスルッと誘われるように第一関節まで引きずり込まれる気がした。
待っている2時間に指で悪戯していたのか、寸止めを繰り返していたのか、
ベッドの枕元上部の段差棚にはコードが無造作に伸ばされたままのローターがあった日もあり、
僕と女神様は「私は今までローターで感じていましたよ」を何の躊躇いもなく見せあえる仲だった。
稀に実際に眠っている時もあったけど、殆どは起きていた。
起きていたけど、いつもソコは乾いてはいない。
毎回眠ったふりをしている女神様に、僕もわざとらしく気づかないふりをして、
とってつけたような摺り足でこっそりと添い寝キスから始めたり、布団に潜り込んだり、
時にはペニスを女神様の顔に当てて起こす悪戯もした。
冬は布団に包まって寝息をアピールさせていたけど、潜り込むと全裸だったり下着のみだったり。
夏はタオルケットが関節照明の陰影により女神様のボディラインのうねりを強調させていたりしたけど、
カラダの見せ方は毎回違った。
彼女が、今日はこんなかんじでやりたいと思うことを、その日のカラダの魅せ方で理解した。
理沙さんはMもSも両方いけたけど、比率でいうとM性が上回っていた。
薄暗い寝室の扉を開けるとベッドの上、全裸でM字大開脚のまま寝息をたてていたり、
全裸でお尻を突き出していたり。
その時の僕の攻め方を理解するのは簡単そうに思えて実は難しい。
全裸M字大開脚の理沙さんが、M女の気分なら「乱暴めに、カラダじゅうを貪って」になるし、
S女ムードになっていれば「さぁマ○コを舐めて満足させなさい」となる。
その日、玄関ドアに合鍵を挿し、回す時にも音を立てない様にゆっくりと開錠させドアを開けると、
短い廊下の正面にあるリビングのドアに施されたセンター部に上下細長く埋められた摺ガラスが、
煌々と照っていた。
今日は起きているのかな?と思いながらも静かにリビングのドアを押すと、
服を着たままの理沙さんがソファーに横たわっていた。
ストッキングに包まれた右足は膝を立てソファーの上へ、左足はやや内また気味で床に置かれていた。
クッションを枕代わりに、ドアと反対方向に顔を向け、髪は乱れて左の頬を隠していた。
軽い外出着とも思われる服装は、薄手のブラウスにフリルスカートで、
太ももを露わにさせていた。
寝たふりをする理沙さんが言っている「今日はこういうイメージなの」。
ふふふ、実に解り易い――、何様を気取ってみても様にはなっていない僕だったけど、
理沙さんのイメージをしかと心得た。
キッチンで手を洗った。水を吐き出す蛇口からの音は気にしない。
閉める時の音はむしろいつもよりも大きめだ。
ジャケットを脱いでネクタイもほどいて、大雑把な所作一つ一つにそこそこの音を伴なわせた。
スーツのズボンはベルトを外し、バックルをカチャカチャと鳴らした。
それでも気づかないふり、寝たふりをする理沙さん。
テーブルに置かれた少し飲み残された缶ビールを持ち上げてはカチャンとテーブルに置く。
まだやらない、まだいかないから、と無言の制圧。
理沙さんはこの状態を楽しんでくれているかな?
この間にもじんわりと密が漏れ、パンティを濡らしてくれているかな?
双方無言のせめぎ合い。仕掛けるタイミングがけっこう難しかった。
もーっ、早くしてよっ!としびれを切らせてしまうと喜劇になってしまう。
そろそろだな。ほどいたネクタイを握ると、理沙さんの両手を持ち上げ縛る。
頭上に手枷が出来上がった。
そしていよいよソファーに伸し掛かると、乱暴にカラダをまさぐった。
胸は鷲掴みにしたっけ、股間に伸ばした手はパンストも脱がせないまま、
パンティの中に手を突っ込んでいきなり指を入れたっけ。
思った以上にグチョグチョに濡れてたはず。
体を変えて、理沙さんの上半身を跨ぐと、パンツの穴から勃起したチ○コを出して、
少々イラマチオ気味に口の中に突っ込んだっけ。
いつも以上にカラダを動かす理沙さんは、もうすっかり女優なみに入り込んでた。
声が高くなったから口を手で押さえて、手マンしてた。
僕の手にヨダレがついた。理沙さんの口の周りのヨダレを舐めあげるようにキスをして、
ヨダレになる前の唾液をチュウチュウと吸い取りながら手マンした。
あの夜はM男のはずの僕がS男になりきれた。
ソファーから御姫様だっこをしてテーブルとテレビの間の空きスペースに移動。
床に降ろした理沙さんの頭の下に、僕のスーツジャケットの裏側を敷いた。
「気にしないでいいから、スーツの裏地にヨダレ垂らしてごらんよ
それを着て明日仕事するから・笑」。
それを聞いた理沙さんは両手を縛られたまま目をトロンとさせ、
どこも触っていないのに「ああーん」と悶えて、裏地に左頬をあずけたっけ。
ここまで来たらあれこれやっちゃおう。
こんな理沙さん初めてだから。
滅多にやらないパンスト破り。ビリビリと裂ける音に萌えてくれるかな?
僕のバッグには弁償用のサブリナが常備されていたから気にすることはない。
さぁ まんぐり返し。
濡れすぎてわけわからい音がしてた。
「そういえば 明るいとこでやったこと無かったよね、しっかり見てよ」
まんぐり返しでチ○コも勢いで入れて見せつけた。
やっぱりスーツの裏地にはヨダレ滲みができていた。
サテン系のツルツル生地は濡れると目立つ。
正常位で1度果ててくれた後、ピクピクと痙攣していた。
いつもは会話をする時間だけど、その時は無言をキメた。
ブラウスがはだけて露わになった肌にゆっくりと軽く指で触れ、サワサワさせていた。
因みにそれを僕の中では羽指と呼んでいる・笑。
あの夜の理沙さんは、全ての行為に没頭して興奮してくれた。
逃げては追いかけ、逃げては追いかけ、リビングの空きスペースをフル利用した。
2度目のオーガズムに誘う為、クンニを始めた。
毎日生活している部屋。フローリング上から仰ぎ見るいつもと違うアングルに、
理沙さんは何を感じたのかな?
クンニに腰をねじる。ネクタイの手枷は外してあげていた。
動きまくった末、自然の流れでバックからのクンニになっていて、
四つん這いで尻を突き出していた。
そのままバックから挿入して2回めのオーガズムを迎えてくれた。
床でぐったりして仰向けになっていた理沙さん。
ブラウスがはだけ、パンストは破り裂かれ、
まるでレ○プされた直後みたいだった。
股間をウェットティッシュで拭いてあげて、パンストを脱がせ、体じゅうの汗もタオルで拭いてあげた後、
御姫様だっこでベッドに移した。
理沙さんのイメージ通りの時間にできたかな?
今日はこれでお終い。
ベッドの上の理沙さんはスヤスヤと、それは本当の寝息。
唇へのキスは睡眠の邪魔になるから、頬にキスをした。
僕はリビングで服を着て、再び音をたてないようにして家を出た。
外から鍵をかけることだけは忘れずに。
結局、理沙さんとは一言も会話をせず、ただ悶え、ずっと喘いでいた。
あの夜の理沙さんとの時間は、会話が無くとも、僕の幾度の稼働の中でもベスト10に入る。
昨日の記事で女性向けの風俗店に触れたけど、
あの夜のイメージを届けたい、もしくは味わって欲しいといつも思う。
合鍵なんて無理だし、相手が抱くプレイイメージを把握するのも難しい。
あの夜には、お互いの想像と創造があった。