恋愛経験が未熟すぎる僕だから、結婚を考える術も知らない。
読者の方々が、涼汰の彼女は色んな物を抱えて辛いだろうなぁ、と
お思いになられていると思いますが、
実際、その通りです。
“過去”を語って生じた問題を胸の内に抱えながらの交際は、
自ずと“未来”よりも“今”を生きようという結論になっても、誰も彼女を責められない。
僕はそれで充分だし、彼女の今をより良いものにしてあげたいと努める。
僕の経験が過ちだったとは思わないけど、一般論で語られれば圧倒的に僕は不利で責められる。
だから秘密として、蓋をしたりチャックをしたり。
僕が彼女に明かした秘密は、彼女の中でしこりとなり、ずーーーっと継続される記憶。
スパイラルワールドがあれば、都合の良い世界を選択して、その時その時を生きたい。
そして、記憶を都合良く消したり復活させたりできれば、どんなに楽だろうとも思う。
入院中、暇すぎてiPadでWOWWOW観てます。
僕はB級映画が好きで、コメディアンが出演する映画も好き。
アダム・サンドラーのセリフにいちいち笑える僕です。
彼が出る映画をB級と言うのは賛否がありますが、
僕は敬意を表しながらB級だと思っています。
今週、彼の映画を2作観ました。2作とも助演女優はドリュー・バリモアで、
「子連れじゃダメかしら?」と「50回目のファースト・キス」。
2作とも面白かったけど「50回目のファースト・キス」で泣けてしまった。
ベースはコメディだから泣ける映画ではないはずなんだけどなぁ。
短期記憶喪失障害の女性は眠ってしまうと記憶は強制削除され、
男と出会う前の記憶に戻ってしまう。
前日の夜に恋人同士として激しく愛し合っても、朝が来ると見ず知らずの男になってしまう。
だから彼女を愛する男は、毎朝二人の関係を説明し、、
毎日毎日、何度も何度も、彼女に恋をさせるんです。
恋して、結婚して、やがて心が薄れ、我慢する人、離婚する人。
勿論、生涯愛し続ける夫婦もいて、それが理想なんだと思うけど、
毎日毎日、同じ相手に新鮮な恋をしながらの結婚生活は、
たまに、彼女の記憶を消せたら良いのにと思う時がある僕だから、
すっかり映画の世界に入り込んでしまいました。
これ、実話がベースになっています。
毎日、恋をする女性。
毎日、恋をさせる男性。
僕にはできないだろうな。
今日は外泊です。彼女とディナー行ってきます。
やっぱり、焼き肉かお寿司が食べたいなぁ。
Lukas Graham - 7 Years
今日の曲はこの曲
“記憶”という意味で。
今週のBillboard 2位まで来ました。