彼女に果ててもらった後、
僕らはベッドで全裸のまま会話をする。
明日から仕事かぁ…なんて言いながら、手持ちぶさたなのか、
彼女は話しながらペニスに触れ、
しごくでもなく、強く握るでもなく、
ただ指を悪戯に動かしている。
彼女との会話を愉しんでいた僕は、
勃起してしまったソコから意識を逸らそうとするけど、
やがて彼女の話しに相槌を打つだけになってしまう。
目を閉じると同時に、彼女の首筋から肩あたりに顔を埋めて寄りそうと、
彼女の肌に当たる熱い吐息が自分の頬に跳ね返る。
目を開けても、彼女の顔は見えないけど、
女性らしい髪の匂いや、首筋からの芳い香りが、
女性と二人だけで過ごしていることを改めて認識させてくれて、
更に深い興奮へと導かれた。
会話をよそに、いつのまにか感じてしまった僕を
彼女はどう思っているのか、
ペニスを握る手には力がこもり、上下に動く速度もだんだん速くなった。
そんな時の僕は、誰にだっていつもあっけない。
女性に手間をとらせるのは申し訳ないと思いながら悶えていた。
そんな気持ちを知りながら、わざと焦らす女性もいたけど、
速攻で発射させる女性もいた。
僕は委ねていたから、どちらでも良い。
いかせてくれるだけでも有り難かった。
そんな時の貴女は、どっちですか?
いかせてくれたから、いかせてあげるか、と速攻でぬいてあげるタイプですか?
それとも、自分の手で悶える男を焦らしながら見て楽しむタイプですか?
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