femona 女神たちの快楽

僕ってやつは、恋愛ができないのではないかと怯えていたここ数年。
去年の秋頃から、己に恋心が芽生えたこと自体が嬉しくて、
それだけで満足する余裕をかましていたけど、
あのコからの突然の告白に、展開を急がざるを得なくなってもなお、
即答できなかった己の意気地の無さには、とことん呆れてしまう。
好きになっているんだけどな。
たぶん、僕の方が先に好きになっているんだけどな。
どこまでヘタレなんだ、どれほど臆病なんだと、笑いさえおこる。
ぼやぼやしていたら、あのコは誰かに言い寄られてしまう。
何もかもを打ち明けた途端に進展が無くなって、
二人を包む空気も瞬時に重く変わってしまい、
あのコに苦い表情をさせてしまうんじゃかって。
僕のことを気遣って、私が気持ちを伝えなければこんなふうにはならなかったと、
あのコが自分を責めやしないかって。
なんだか、臆病風が吹きまくっちゃってる。

あのコを抱きしめたいと、強く思うけど、
伝えなきゃどこにも向かえない。

　

　

この曲のタイトルやメロディからの直感だと、ラブソングに聴こえてしまうけど、
恋ができなくて悩んでいた頃の僕の気持ちを代弁しているかのような内容に思えて、
かなり聴きまくりました。

Bruno Mars - Young Girls