その女神様の元へは、まず最初に先輩が伺った。
その2時間後、今度は僕が伺った。
先輩はチェンジされたわけではなく、クレームでもなく、
90分コースを終了させていた。
「べつにクレームらしきことは言ってなかったけど、他の男の人いますか?」ってすぐに電話が来たの、と受付さん。
先輩はタイプじゃなかったのかなぁ。サービス不足だったのかなぁ。……それとも気難しいタイプなのかなぁ。
お金はちゃんと払っている。
これから僕が行くんですけど……なんて先輩に訊けやしない。
受付さんは、僕が行くことを先輩には言わないはず。
そういう場合はいろいろ問題が生じる。
「あれ?挿入してくれないの?」
『前の男性は挿入したんですか?』
一応、本番(挿入)行為は禁止となっている。
だから初客で充分なコミュニケーションが成されていない時には、挿入はしない。
僕と女神様との距離は、2時間で縮まる時もあれば、2回会わなきゃ縮まらない時だってある。
諸先輩が女神様にどんな接し方をしているのかは、正直よく解らない。
でも、先輩達と会ったことのある女神様達から、色々な情報を聞かされる。
それを聞いて、あれダメこれダメ、あれ良いこれ良いを学習する。
その女神様の不満は先輩のヒゲだった。
おそらく剃ってから半日か1日か経って、ちょうどチクチク状態にあったようだ。
クンニのやり方にもあると思うけど、顔を密着させて顔を動かしながらのクンニだったのか、
「クンニされてる時、痛くて、クンニされるの大好きなんだけど、やめてもらったの」って。
「ふさふさのヒゲは気持ちいいんだよ」とかつて聞いたことがある。
でもやっぱり生えたてのヒゲは、痛いようです。
舐め方次第だと思うけど、終わった後もヒリヒリする時があるみたい。
それは僕よりもこれを読んでくれている女性の方が「あぁ、あるある」ってわかるかなぁ。
サンドペーパーみたいな人、いた?(笑)
やっぱり先輩がダメですよね。
痛くさせちゃあダメだよね。
時間は気にしなくていいですよ。
お金を使わせてしまったから……と言い、長い間一緒に居ました。
たっぷり話をした後、クンニで1回。
そしてまた会話。お風呂に一緒に入っておしゃべりしているうちにまたクンニで2回目。
ベッドに戻り、戯れていると「挿れて」と言った。
……先輩は?って訊けない。どうしようかなぁ。
出張客だし、僕もあとわずかだし。いいっかぁ、って。
正常位で挿入した時からすぐにそれまでの反応とまったく違った。
え?え?って、僕は驚くばかり。
いきなりマックスで悶えだした。
クンニよりやっぱり挿入の方が好きなんじゃん、って。
で、バックが好きなんじゃん。「後ろから思いっきり突いてぇぇぇ」。
「もっともっと、そこそこ、そんなかんじ!」って。
「ダメダメ、抜いてっ!舐めて!」
「いいよ、挿れてぇぇぇ、突いてぇぇぇ」って。
奥でも思う存分イキたい女神様でした。