femona 女神たちの快楽

Amebaでブログをやっている時に僕の事を気にしてくれていた
同い年の女の子がいまして、
当時の２人は北と西の大学生。
ブログ内でメッセのやりとりをしていたのですが。
僕はＭ男を公言し、彼女はＳ女を公言していました。
お互いあいまみえる事は無いだろうと思いながらも、
生まれ故郷が同じということで随分盛り上がったものでした。

　　

記事が猥褻だという理由でAmebaを強制退会させられた僕は
連絡手段を失ったまま大学を卒業し、
FC2でブログを始めるわけですが、
彼女は検索で僕を見事に探し当ててくれ、
デリホスの身となった僕にメッセージを送ってくれました。
大学は違ったとはいえ専攻が同じだったので、
必然なのか、彼女と僕は同業となり、
偶然だったのか、彼女は僕の会社の取引先のライターさんとなるわけです。

この縁を二人は「すごい奇跡！」とは思ってはいない。
同い年、出生地が同じ市、Ｓ女とＭ男、専攻が同じ。
これらのワードが一致したからAmeba時代に連絡をとりあう関係となり、
いずれ会うことになっても奇跡でもなんでもないんです。

　　

会えて良かった。心からそう思った。
会えてからはカラオケに行きました。
二人で飲みにも行きました。
すごいたくさんの相談事をし合いました。
お互いの友達を誘って合コンもしました。
会社の近所のレストランでランチもしました。
会社のテーブルで、おでこがぶつかるぐらいの打ち合わせもしました。
大勢で友達の家で飲んで、僕が寝てしまった時には、
サインペンで手の甲に単三電池２個のイラストを描かれ、
ローターハンドと名づけられました。
そして、ついに女神様となる夜も数回迎えました。
じゃれあっているうちにいつのまにか僕がＳに転じて
力任せに彼女をネクタイで縛って弄んだこともありました。

　　

彼女はフリーのライターとなり、忙しく原稿に追われるも、
ギャラがあまりにも安く、生活苦に陥ると、
暇な時期には県外へ出てデリヘル嬢へと変身しては稼ぎまくって戻って来ました。
生活力のある彼女に僕は敬服するばかりでした。
風俗を経験してから、僕の前で女神様となる時は、
デリホスとデリ嬢という、見方によっては涙無しには語れないような、
世間に負けた枯れすすきのような哀れな男女に思われてもしょうがないのですが、
僕らのまぐわりは極めて明るいもので、
「やめろー！」「ギャハハ」「ざけんなって！」「あはは」、時には、
「もっと…そう」「すごい濡れてる」「気持ちいもん」「そろそろ？」って時も。

彼女はとても頑張り屋さんで、泣き言を聞いたことが無い。
そして彼女は昼間の仕事中の僕を何かと褒めてくれる。
打ち合わせテーブルで真剣な顔をして原稿確認を行う二人。
でもこの二人は風俗経験者なんですよね。
で、二人は関係を持っているのですよ。

狂ってる若者たちと言われれば狂ってるんです。


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