6時、会社終業後、リアルバター犬・ター君と居酒屋へ。
今 帰りました。
いつ予約が入るかわからなかったので、ビールを1杯だけ飲んだ。
ター君の話しは実に興味深かった。
なんだろう、女性主3人とター君の間で結ばれているものが、
愛であるはずはないけれど、何かそれに近いような、
信用とか信頼があった。
主従関係とはそういうものなのかなぁ、なんて感じた。
今は“モノ”になりたいター君。
3人はそれを理解して彼をモノとして扱う。
そして3人の知り合いの女性達にもどんどん積極的に貸し出される。
それはター君の本意を知っているからのこと。
3人から彼を紹介された知人達は性玩として使う女性もいれば、
掃除洗濯とマッサージ用に借りる女性もいる。
遠くに出かける時の送迎要員としても借りる女性もいるようだけど、
ほとんどは性玩として使用する。
ター君のテクニックは素晴らしく巧みだ。
本人は否定していたけど、
ター君に身体を触れられた全ての女性が、彼のテクを絶賛する。
受付スタッフの2人の女性も、僕が会った女神様達も、
「今までで1番」と口を揃える。
尊敬する。
そんなことで尊敬するなよ、と言われがち。
だけど男性の人、考えてみてよ。
経験した全ての女性が1番って言うんだよ。
忘れられないぐらい、身体に覚えさせてるんだよ。
それって尊敬してもいいよね。
過去に「女は愛が無ければ感じないよ」とは何度も誰からも聞いた。
それに疑問を持ったのは高校の時。
女子寮の住人達は愛がなくても充分に感じてた。
まだ26歳の彼に「将来どうするの?」と訊いてみた。
「今は修行の時、30歳になったら女性に尽くせる仕事に就きたい」と答えた。
「それって女性用風俗に復帰するってこと?」と訊くと、
「違うよ。きっと女性が必要としてる新しい女性用ビジネスがあるはずなんだ」。
そう語った時のター君の中に、疑いの無い“男らしさ”を見た。
実は、僕もタクトも漠然とだけどそう考えていて、
2人で飲むといつも女性用ビジネスの話になる。
まだまだ知識不足だから、女性用風俗のカテゴリーでしか考えられない。
ター君は言う「それが一番難しいよ、おそらくそこの扉はまだまだ開かない。他に何かあるはずだよ」と。
「ファッション?ビューティ?」と安易に訊いた。
「誰も手をつけていない何か」と目を輝かせた。
ター君の携帯が鳴った。
女性主の1人が友達と一緒にスーパー銭湯に行くから車を出せ、という命令だ。
おそらくその友達にも尽くすことになるのだろう。
「この男、驚くほどクンニが上手だよ、試してみる?」と紹介されれば。