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実話小説・隣の女子寮-50

tz164

トントンと階段を上がる音を意識の遠くで、夢うつつに聞いた。
ドアノブが回る音は夢とリアルの間あたりで聞き、
部屋のドアがゆっくりゆっくり、こっそりこっそりと開く音は、
夢から覚め、現実の扉を開けたあたりの意識で聞いていた。

祭りの後の静けさの中に浸淫する忍び足を摺る音を、
俺は寝たふりをしながらシーツに顔を埋めて聞いている。
宴(うたげ)の後の一切が擂(す)れた匂いのする部屋に、ひたひたと足音が近寄って来る。
薄目を開けた視界にその女性の全身がフェイドインされた。
俺が寝ているとすっかり思い込んでいるその人は、部屋の様子を見回している。
パンツを穿かないままうつ伏せに寝る俺の白い尻を眺めている。
アーミー調でカーキ色のアウターを音をたてずに脱ぐと、振り向き、
俺へと忍び足で歩み寄る。
黄色い長袖カットソーには、金文字でGILFYと書いてあり、
デニムのミニスカートの下には黒のレギンスを穿いている。
ぼんぼりがついたニット帽をかぶり、デカサンをかけているため、顔がわからない。

アウターの裏地の黒いキルティングが顔に迫ってくると、
頭をグイッと持たれ、頭からすっぽりと被せられた。
いい匂いがした、と同時に、その人が「起きた?」と訊ねた。
「う、うん」
「じっとしてて」
背中に馬乗りになったその人は、
俺の両手をいつものように後ろに持っていくと、
シャカシャカと音をさせながら、レジ袋を紐びして手首を縛り、仰向けにさせると、
昨夜、酷使され続けたモノがカラダの真ん中で、ダランと左に倒れたようだ。
服を脱ぎ捨て、下着姿になったと思われた彼女は、まだ大きくなっていないモノを、
持参したと思われるウェットティッシュで丁寧に拭いた。
そして、モノを咥えるというより口の中に含んだままにして裏筋に舌を這わせたり、吸い付いたりしていたが、
俺の意識はソコには無く、顔の上、中途半端に被せられたアウターが、
首を何度か左右に振ればベッドから落ちそうなぐらいの不安定な状態に気をとられていた。

その人の口の中ではムクムクと硬直を始め、声を漏らすほど感じ出しても、
首を動かすこともできず、まさにマグロの状態にあった。
執拗にチュパチュパと音をたてながらしゃぶり続けていたが、
口からモノを離すとすぐに、顔とアウターの間に手が滑り込み、
目元を押さえた手が離れると同時に股間が顔を覆った。顔面騎乗。
それはいつものパターン。
女子寮の住人達の間で、まるでマニュアルでもあるかのように行われている定番のプレイだ。
そして腰を動かす。鼻を玩具化する。真珠が存在のアピールを始める。
顔上でチラリラと見え隠れする彼女はデカサンをつけ、ニット帽は被ったままだ。
蜜壷の周囲を包む花びらに当たる舌の感触に覚えがあった。
真珠の上部に舌を尖らせて強く突いてみた。
真珠が露わになると、今度は下部をチョンチョンと突いてさらに引き出してみた。
すぐに剥ける皮、主張すると若干細長くなって硬さを帯びる真珠の舌ざわりを覚えていた。
両頬を締め付ける太腿も柔らかく弾力を感じる。
その丸みを帯びた身体の持ち主と過去に行為を共にしたのは、俺が始めて布団部屋で拉致られた日、
三番目に顔に跨ったのが、この女性だ。

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| 小説・隣の女子寮 | 11:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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