僕にとってもお店にとっても、新規の女神様。
年齢は僕よりも二まわり程上かな?
全く初めてということで、
横に座った僕にも、そこに電話をした自分にも恥ずかしがっている様子だったけれど、
彼女を座ったままでじっとさせてしまった理由は他にあって、
それは失ってしまった女性としての自信のような気がした。「若いんだね。こんなおばさんは嫌いでしょ?」。 今まで何人もの女神様が同じような科白を言った。
その都度僕は若干不機嫌になるけど、それを表情には決して出さない。
「好きですよ」と言うと偽りになるし、
「綺麗ですよ」と安易に言うのもどんなもんだろう。
いい加減すぎやしないか?
お世辞だととられて、つくり笑顔一つで会話は終わってしまいそう。
彼女を褒めるのは簡単。
僕らに会う為に選んでくれた服や、いつもよりも少し多めにふったコロンを褒めてみても、
彼女の自信を取り戻させるには及ばない。
こちらから話題をふっても会話は3往復も続かない。
そんな時は無理をして話しても、言葉が宙を浮いてしまうだけ。
太ももに手を置いた。
そして甘えぎみに身体をくっつけ、寄り添ってみた。
「ごめんね、こんな太ったおばさんで。興奮なんかしないでしよ?」。
また言った。
またそれを言っちゃった。
あぁ、もうその言葉、カンベン。
僕は淫らになりたい、濡れまくりたい、
ぶっちゃけ男が欲しいという女性の気持ちが素敵だと思うんだ。
若い男と淫らな時間を過ごしたいと思う、
その気持ちに勃起するんだ。 僕は彼女の前に座り、両脚をちょっと広げた。
そして立ち上がり、彼女にキスをすると、その場で服を勢い良く脱ぎ出した。
乱暴に脱ぎ捨てられたスーツのジャケット、ペンシル・ストライプのシャツ、ネクタイ。
ベルトをゆるめズボンに手をかけると一気に下げ、勢いのままにソックスも脱ぎ、
ボクサーパンツも脱いだ。
全裸の僕は胸を張り、腰を前に突き出したけど、
露わになったペニスは未だ勃起していない。
あえてソレには触れず、手を横にやり自然体で立った。
驚いた彼女、相変わらず恥ずかしがって下を向こうとしたけど、
「僕を見てください、僕のモノを見てください」と言うと、ペニスを上目づかいに凝視した。
僕は彼女を正面から見た。
この女性は男を欲しがってここに居るんだ、
俺が満足させてやるんだ、濡らしまくってやる!イカせまくってやる!と念じると、
ペニスがだんだん硬くなり、ムクムクと起き上がって来た。
手も何も触れていないのに勃起したソレを目の当たりにした彼女の表情が変わった。
「色っぽいんですよ律子さん(仮)、年齢を感じさせない。
男をそそる何かが律子さんにはあるんですよ。
律子さんを見てるだけで、こんなになっちゃうんだから」。
そう言い終えると、僕は1歩前に出て、彼女の前に座ると右足を両手で引き寄せ、
伸ばされた脚全体に唇を這わせた。
膝立ちしたまま右足が終わると左足、僕のペニスは勃起したまま。
無理に勃起させていたわけではなくて、
パンストに包まれた脚が妙に艶めかしかったから自然と勃起が続いちゃったんだ。
服を脱がせて全裸になると抱き合い、そのまま二人でベッドに沈まった。
「先にシャワー浴びるんでしょ?」と彼女。
「今すぐに身体を舐めたいんです、我慢できなくて」。
スローなキスには時間をかけた。顎から首筋、耳たぶから額。
もう一度首筋をつたい、肩から胸にようやく到着。
豊満な乳房、すでにツンと硬直して尖った乳首を舐めている時に喘ぎ声を聞いた。
おへそのまわりを舐めている時に「やっぱりシャワーに入ろうよ」と彼女が言った。
シャワーで二人は はしゃいだ。
泡をたくさんたてて身体を洗ってあげた。
会話が弾んだ。距離が一気に縮まった。
少しだけ彼女のことを知って、ベッドイン。
「力を抜いてリラックスしてね」と言ってクンニが始まったけど、
力を抜くのは至難の業だったようで、
クリトリスも未だ剥かないで蜜壷全体を軽くやさしく舐めているだけなのに、
身体のいたるところに力が入っていた。
そういう姿が可愛いんです。
二まわりの歳の差があっても、可愛いなぁと思えるのです。
律子さん(仮)、自信もってくれたかなぁ。
自信を持ってくれたなら、これからどんどん若返って、
もっともっとセクシーになるね。
その変化を見ていたいけど、今年いっぱいで辞めてしまう僕はそれを見ることができない。
残念だなぁ。