女神様と肩を触れさせながら、iPadで海外のサイトを観ていた。
僕のことだから、勿論S女系のサイトを開いた。
海外のアダルトサイトはどこもモロ出しの無修正画像ばかりだ。
女性がこっそり独りで楽しむ時は、たまにはハード画像も良いのかもしれないし、
男性のペニス画像を保存しまくっている女性も知っているから、
全ての女性が無修正を好まないわけでは無い。
でも、初対面の男性と一緒に観る時は、ソフトなものが良いだろうと思い、
その時は、比較的イメージ優先の画像や動画を置いてあるサイトを選んだ。
この画像が女神様の目に留まった。
↓↓↓
「ステキな写真。こんなふうに楽しんでいる人もいるんだよね」
『うん。この女性、この男性に大切にされてそうだね』
「この人、若くて綺麗だから絵になるんだよ」
『真理子(仮)さんだって絵になるよ』
「ならないよ、無理無理」
『ほら見て、今日の下着と似てるよ』
「モデルが違うでしょ、それにこの人と年齢が一回り以上違うよ」
『年齢は関係ないよ、男と女ってだけでいいでしょ?』
「照れるよこういうの」
『僕もこんなにイケメンじゃないからなぁ、僕じゃこの役は無理?』
「涼汰クンは大丈夫だよ」
『じゃあこんなかんじになるよ、絶対なるよ』
真理子さんとはその日 初めて会った。
かれこれ1年半も前になる。
デリホスは初めての利用で、友人の紹介だった。
僕を指名したわけではなく、紹介者とも僕は会ったことが無く、
後で聞いたところによると、数回の利用経験がある友人は、
当時45才の先輩ホストさんを指名していたようだ。
二人でiPadを観ながら話をしたあの日、
この画像とほとんど同じように足を愛撫し、二度目のクンニへ。
ホテルの有線放送のチャンネルを、この画像のイメージに合うよう切り替え、
真理子さんを未経験の時間へと導いた。
当時の僕は、M男としてS女オンリーの受付にしようか、
全てのオーダーを受けようか迷っていた頃。
真理子さんとの時間で、M男とかノーマルとかは関係なく、
二人だけの時間内は女神様にとってのオンリーワンになる事に徹しようと決めた。
僕がM男だという事もその日は明かさず、ただひたすら身体じゅうを愛撫した。
指名が来たのは一ヵ月後で、その時もiPadで海外サイトを観た。
その時はメロウな女性が積極的で大胆にクンニで乱れている画像に真理子さんが目を留めたけど、
それには僕の誘導があった。
↓↓↓
「この人、何歳ぐらいかなぁ?」
『真理子さんと同じぐらいじゃない?』
「外国の人は激しいね、日本人よりもエンジョイしてる気がする」
『そんなことないよ、真理子さんもこんなふうになれるよ』
「この女の人ってSだよね、この男の人ってMじゃない?」
『初めて言うけど、俺、M男クンだよ』
「えっ、そうなの?」
『うん、それもドMだよ・笑・だからこんなのお手のもの・笑』
「でも、女王様ってスタイルが良くて綺麗で……」
僕は真理子さんの声を遮るように足元に正座して、
その世界へと導いた。
真理子さんとは先月会った。今月は未だ。
先月、「私、もっと早くS女になれば良かった」と言っていた。
そして「Mっぽい行為になって、男の人の身体の重みと息づかいを耳元で聞くのは興奮するけど、
気持ちいいかといえば、そうでもないし、思う存分感じたいならやっぱりS女になった方がいいの」
それを聞いた僕の直感、真理子さんが僕以外の男と交わったな。
デリホスじゃないな、素人だな。
良いことだよね。もの凄く良いことだよね。
おそらくS女には成りきれない真理子さんだけど、
自分が気持ち良くなれるよう、思うようにイケるよう、正直に男性に伝えているんだね。
最後に二人でiPadを観たのは半年前。その時は騎乗位の女性の動画を観た。
「騎乗位は角度と深さを調節できるから好き」とは、何人ものSの女神様たちの御発言。
真理子さんは既にその域に達したのかな?
だとしたら先月の僕らの時間は、物足りなかったのかもしれない。
月に一度会ってくれる真理子さん。
早くオーダー来ないかな。
※海外画像に入っているロゴの意味。
MILFMILFとは「Mother (または'Mom') I'd Like (to) Fuck」の頭字語で、
性的魅力のある年上の女性を表現する英語のスラング。概ね35歳から50歳の性的に魅力的な年上の女性を意味する。日本では熟女ってやつだけど、熟女よりもミルフの方がステキな響きだね。