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実話小説・隣の女子寮-42

tz140

 沈黙を破るように彼女は、俺のモノを掴むと一気に入り口へと導いた。
俺はそのままの姿勢で彼女に任せていると、入り口から先に温かさが伝わって来ない。
「やっぱり痛いですね」
彼女は何度も試みる。
「痛いよ」と、困っている。
「代わろうか?俺が上になる?」
「はい、そうしてください」

目隠しされたまま体制を変え、できるだけ優しく押し込んだが、彼女はやっぱり腰をひいた。
腰を押さえ、ゆっくりゆっくり押し込んでも、腰がひけてしまう。
「やっぱりやめようか?身体が無理って言ってるよ」
「ダメです。今日経験するんです」
俺はどうしたものかと考え込んでしまったが、モノはギンギンのままだった。
無理矢理に押し込んでしまうこともできたが、それをしなかったのは、
彼女の初めての男になることを躊躇っていたからだ。
一人の女性としての生涯、俺が一番最初に登場することに責任を感じた。

俺は、初めての女性となった二つのホクロの持ち主を思い出した。
「君の初めての女になりたいの」そう言った彼女は、
俺の記憶の一番最初に自身を置き続けたかったのだろうか。
それを意図も簡単に楽しみながらやってのけた彼女の心の奥底を考えるとスゴイと思い、
女性には誰しも、そういう気持ちがあるものなのか、と思うと、
目の前で濡らしながら股を開いている年下の彼女の積極さにもひれ伏してしまいそうだった。

ギンギンのモノを蜜壷の入り口でコネコネと擦っていると、
「それ気持ちいいから、続けてください」と彼女が言った。
隠れていた小さめの真珠を指でやさしく触っていると蜜がどんどん溢れてくる。
ちょっとだけ硬くなって大きくなった真珠に、モノの先端を当てて押しつけると、
彼女がハフッと息を漏らし、2本の指を押し入れた。
蜜がさらに溢れた壷に先端をグッと押し込むと、さっきよりもスムーズに入り、
そのまま勢いに任せて、根元まで挿入した。
「痛い?」
「痛いけど大丈夫です」
「腰を動かしてもいい?」
「いいですよ」
ゆっくりとやさしく小さな振り幅を何度か繰り返した。
悶え声とは違う「ア行」の声は痛さを我慢しているものだ。
愛蜜が導く潤滑さとは違う、挿し込む度にキュッと音がするような感覚がある。
膜を破る感覚はしなかったが、やはり出血しているのだろうか。
「もう入ったから、抜く?痛いでしょ?」
腰を動かさずに入れたままで訊いてみた。
「もう少しだけ、腰を振ってください」。

どちらも果てることなく、儀式は10分ほどで終わった。
彼女の記憶の中で、初体験となった俺は、どんなふうに居座り続けるのだろう。
悪い思いでとして残らなければ良いが……と、複雑な気持ちで布団部屋を後にした。

つづく

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| 小説・隣の女子寮 | 10:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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