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実話小説・隣の女子寮-52

tz170

とうとう目の前に現れた彼女はデカサンとニット帽。
顔が近づきすぎて、それぞれのパーツとの配列バランスがわからない。
でも、それでもいい。
俺はかなり濃い茶色のデカサンを見つめながら、
その奥でアイライナーだかアイシャドウだかわからないが、
目の上下にくっきりと塗られた大きな目を見つめ、
「ありがとう」と言った。
その人は上体を起こし、しっかり両足で踏ん張りながら腰を高い位置まで跳ね上げる。
下に目をやると出たり入ったりするモノが見えては隠れる。
「あん!」
あまりの激しさに壷から竿が抜けてしまった。竿が腹でバウンドする。
その人が挿れ直す。そしてまたリズミカルに深く突く。
デカサン越しで二人は見つめ合う。
その人は悶絶したまま自分で胸を触っている。豊満な胸は見るからに弾力がありそうで、
手を離すとプルンプルンよりもユサユサと弾けるように、跳ねるように揺れている。
「……きれいな胸を触らせて……、俺の手で揉ませて……」
俺の上体を起こすと両手を自由にしてくれた。
胸を両手で揉んだ。柔らかい。乳首は硬く大きくなっている。それを指間に挟んで締め付ける。

悶える、悶える。
俺の腹上でこれほど悶えた女性はいない。
腹上の人は、ひたすら「あー」を繰り返す。
高い声、悲鳴にも似た声を喉から絞り出す。
その人は「あー」と叫びながら、ニット帽を脱ぐと茶髪がパラリと垂れ、顔の両サイドを隠した。
俺は見つめた。
すぐそこにまでやって来た我慢の限界を感じながらも見つめていると、
その人は下を向き、デカサンにも手をかけた。
顔が露わになったが、下を向いているせいで髪の毛に殆どが隠されていた。
が、上を向き、いさぎよく両手で髪をかき上げると、
俺に会う為にメイクされた大きな目で、キッと見つめ直した。
顔を見せてくれた彼女。
嘘だろ、かさか……と心が震えた。
二人には言葉は無い。
鼓動が高鳴った。股間の脈がそのまま心臓に伝わった。
代わりに、見つめ合う二人の目に入る力は凄まじい。二人は無言。
俺が言葉を発するのを拒むように、唇をきつく重く重ねた彼女。
俺の頭の中には、彼女とのそれまでの出来事や交わした言葉が
走馬灯のように映しだされた。

tz171 tz172

| 小説・隣の女子寮 | 11:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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