クラスメイトを騙し続けている自分の罪の深さは、いつも感じる。
でも、学校で彼を見る度にそんな意識を消え失せる。
だって彼を見ていると萌える。
そして勝手に濡れてくる。
そんな状態になりながら送るメールはヤバイくらいに楽しい。
家に戻ってご飯を食べている時に、よく罪を感じるけれど、
テレビに没頭するとすぐに忘れてしまう。
お風呂に入って一人でやっちゃう時には彼を思い浮かべる。
部屋で勉強する時には罪を感じる、
この時はさすがにマズイよなぁと思う。
でも休憩にパソに向かって二次三次を行き来してしまうと、
妄想がさらに大きなものとなる。
今までの私は妄想止まり。
頭の中は腐っていても、
現実社会でそれを求めないのが腐った女子の清いところ、と公言していたけど、
実際に触れられることの気持ち良さを知ってしまい、
本庄君がいることで、二次元から三次元の楽しみを期待できるようになった。
そう考えると、今までの彼は私の夜の“オカズ的存在”だったけれど、
今後の私の行動次第では、他の存在にも成りうる可能性がある。
そう思うと、妄想をすることがさらに楽しくなり、
それを妄想と呼べるものなのか、実現させる為の考えなら、
計画だったり企画だったりするんじゃないだろうか、などと思ったりもした。
なんだかんだ言っても、私は彼の身体には触れていない。
彼の舌は私のある部分には触れたけれど。
私と彼は同じHRという関係、ただそれだけ、何の進展も無い。
亜美さんは彼を玩具として扱い、
弥生さんは彼をセ○レとしてつきあっている。
シホはいつも何かを企ててはいるけれど、何もできない根性なしの女。
トモはけっこう積極的で彼にク○ニをさせた経験を持つ女
私とシホとトモ、3人の良いところを合わせてみようと思った。
できあがった女の子は、
妄想力が激しく企画力に優れ、積極的に行動できて、
自分を客観的に冷静に見ることができる女の子だった。
すばらしい……、楽しそう……w。
さて、これからどう遊ぼうか。
つづく