女神様の家。
ドアを開けると、女神様が笑顔で出迎えてくれた。
そして、女神様の後ろに そいつは居た。
俺を睨んでいた。
でも心の広い俺は、そいつに優しく微笑みかけた。
が、そっぽをむかれた。
なんだよ、愛想がないな。
「シャワー入って来たんでしょ?」
『うん』
「私も入ったばかりだから、裸になってくれる?」
『うん』
せっかちな女神様。
二人の時間はいつもこんなかんじで始まる。
胸元のバスタオルをほどくと、女神様の全裸が露わになった。
『痩せた?』
「うん、夏に向けてね」
二人の会話をそいつはつまらなそうに聞いていた。
嫉妬。おまえなんか来るなよ、という表情だ。
『じゃあ寝室に』
「うん」
そいつはリビングで待っているのだろう。
それは面白くないな。さすがに申し訳ない。
ごめんよ、待っててくれ。
二人で寝室へ。
女神様は一度ベッドに腰かけたけど、
ビールを取りにリビング奥のキッチンに戻った。
その間 僕は、全裸のままでベッドカバーを剥がし、掛布団を足元で畳んだ。
女神様が僕のビールも持って来てくれた。
ドアが少しだけ開いているのが気になった。
ヤツに覗かれはしないだろうか。
ドアを閉めに立とうとした時と女神様がベッドに仰向けに寝た時が同時だった。
大胆ないつものM字開脚をして、
『じゃあ来て』
「うん」
ドアを閉めるタイミングを失った。
ま、いいか。
M字の真ん中を覗きこむ姿勢になると、女神様の両手が僕の頭を抱え、股間へと導いてくれた。
クンニを始めてすぐに、クリトリスが勃起した。いつもどおりだ。
まずは一回いっておく。一回目は激しくイク。
その後、余韻に浸る女神様の全身をマッサージし、
30分後には二度目のクンニへスムーズに流れる。
女神様のカラダが波を打ち始めた。
腰が突然不規則に跳ねあがる癖があるから、
俺は両手で腰を抱えながらむしゃぶりつく。
逃げ腰と攻め腰を繰り返す女神様。
俺は逃さないよう顔を密着させる。
手がふさがっているから、クリトリスは鼻で攻める。
腰を逃がさないよう、俺は四つん這いになる。
女神様の腰にくらいつく度、俺のカラダも持って行かれる。
自分でもキンタマがゆさゆさとするのが分かる。
ペニスはクンニを始めた時から勃起しているから、ゆさゆさとはならないけど、
昨日の夜は暑かったこともあって、玉袋もだらしなく伸びてしまっていたらしく、
やけにゆさゆさと、ぶらぶらと揺れた。
後ろから見ると、こんなかんじだっただろう。
女神様が大波を迎えつつあった。
よしこのまま、と舌づかいも激しくしようとした時、
キンタマに激痛が走った。
『あうっ!…なんだ?…』クンニも中断。
「どうしたの?」
振り向くとヤツがいた。
ヤツが俺を見上げていた。
俺はそいつを見ながら、
『キンタマやられたっ!
キンタマにネコパンチされたっ!』って。
まるで、いじめられっこがいじめっこを先生にチクるような口調で女神様に言った。
女神様は大丈夫?とも聞かすに笑いだした。
それも大笑い。ずっと大笑い。
「wwwwwwwwぶらぶらさせてたんじゃないの?wwwwwww」『ぶらぶらさせてた』
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
『ちょっ、あいつのパンチ、思ったよりも痛いんだけど』
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ヤツとは仲良くなれない気がする。
そのうち女神様が、どんどんSっ気を増して、
家で縛られて、ムチなんか打たれたら
きっとこんなふうになっちゃうんだろうな。
怖い怖い。
絶対に、あの家では縛られたくないな。
画像、作ってみたwww