予約が入っていたS女様2名に御奉仕をして、
家に帰ったのは午前4時。
家のドアに鍵をさした所で受付からの電話。
<ノーマル、自宅、26才、今から行けない?>
それほど疲れていなかったし、
最近S女様漬けになっていて、普通に抱き合いたかったし、
年齢も近いこともあって話も合うだろうと思い、受けた。
Aさんのアパートの色はベージュなのかグレーなのか、
空も景色も明るくなりだし、青のセロファンで透かした色合いに染まるアパートの色が、
ベージュなのかグレーなのかの判別には迷ったけど、
サイディングが淡い色であることは遠目からも解った。
朝方のアパートへの訪問は、チャイムよりも小さめのノックが、
僕なりのルールとエチケット。
すぐに扉が開き、家着とは思えないお洒落で可愛いスタイルで迎えてくれた。
部屋に入れてもらってからの15分は世間話しで、
ラストだから多少の時間のオーバーは気にしないでと、予め告げた。
「海に行った?」と僕が訊くと、
「せっかく水着を買ったのに忙しくて1度も行けなかった」とAさん。
「残念だったね、どんな水着なの?」
「ビキニだよ、ちょっと冒険したんだけどね」
僕は見せて欲しいと言うと、白のクローゼットから取り出して見せてくれた。
カラフルな色のすごく可愛い水着。
「可愛い!」。思わず声に出た。
「でしょ」と笑ったけど、すごく残念そう。
「この水着を着たAさんの今年の想い出は無かったんだね」と僕。
「うん。でも来年着るからいいや」
「これ着たの見たいな」と僕は言い、そして、
「この水着の今年の想い出は……俺ってことで」笑。
女神様は笑って承諾、シャワーの後に着替えてくれた。
水着のまま抱き合って、キスして、身体じゅうを愛撫した。
クンニが大好きだと言った女神様は僕の舌で2度いき、朝方には3度めを味わった。
2度目のクンニ果ての後、脱力感の中「やっぱり挿入は禁止なんだね」と言った女神様。
それを希望していたのか、それが無くて安心したのかは、言葉のニュアンスで察知した。
「僕からはできないけど、下になっている時に事故が頻繁に起こるよ」と笑いながら言った。
Aさんの3度目のオーガズムは、彼女が誘発させた事故の最中に訪れた。
「受付の女の人が言ってたけど全然M男じゃないじゃん」
ベッド横の窓からすっかり明るくなった外をレース越しに眺めながら
腕枕をする僕に言った。
「女神様次第」
「アタシもMっ気強いんだけど、次は苛めさせてくれない?」
「それはどんな想い出になるの?」
「Mのアタシが男を初めて苛めた想い出」
「それなら是非お願いします」
別れ際の玄関で、靴を履き「それじゃあ」と言った僕の股間を突然握り、
「じゃあまたね」と言うとキスをしてきた。
僕は長いキスの後「俺、9月いっぱい迄ですから」と言った。
Aさんのヘアコロンの香りをまだ感じられる中、車を運転しながら、
M性を持ったかつての女神様を一人づつ思い出していた。
このブログと某掲示板にコメントをくれるネットの女神様まで。
そのRさんもM女様のはずだけど、M男を時々苛めたくなるらしい。
コメントをくれるネットの女神様達へ。
今は観てくれていないのかもしれないけど、
かつてコメントをいただいたネットの女神様達へ。
今回の記事のぶらさがりで大変申し訳ないのですが、
御礼を言わせてください。
いつも観てくれてありがとうございます。
そしてコメントいただけるネットの女神様に感謝です。少しは濡れてくれていますか?