最近は連続でS女性、ということは連続で僕はM男性。
すぐに設定に入り込めるし、基本Mだから問題は無いけど、
ある一線のどこかで、ずーーーっと保っていた
何かの、どこかのバランスが狂ってきている気がする。
自分では気づいてる。どんどんそちら側に向かってること。
もっともっとそちらに向かってみたい自分もいることも確か。
だから躊躇せずに向かってる。
高校の時に太宰の作品を一気に全部読んだ。
あれはまだ女子寮の女子達の玩具になる前の
高校1年の秋から2年の春までに読破した。
読み進むにつれ、自分でもどんどん意志とは違う危険な方向に、
でも、そちらに行ってみたい気持ちもあって読み続けた。
正月に帰省した兄が、僕の本棚のずらりと並ぶ太宰を見て、
「おまえは未だ早い、危険だぞ」と言った意味がよく理解できた。
今の心境はあの時のものによく似てる。
S女性は、自分の手で調教や拡張をしたがるものだとある文献に書いてあった。
それはS女性に会う度に理解できる。
老若問わず、そんなS女性の意思や願望が素晴らしく素敵に思えるんだ。
僕がSの女神様と交わす行為は、その道を極めた方達から見ると、
ママごと遊びでしかないことは知っているけど、
今のバランスでいいと思う反面、“もっともっと”を知りたい自分がいる。
危険なのはわかっているけど、更なる興奮と満足がそこにはあるらしい。
女神様もきっと、そこでの僕のリアクションに今よりもっと萌えるんだと思う。
バランス。どうやってとろうか。
でも、ああだこうだ考えたりしたってしょうがないものが性癖ってもので、
理性をぶち破るものが性癖ってもんなのでしょ?
なら、こんなことはしょーもない悩みなんでしょうね。
老若問わずS女様が好きだったら、従ってればいいじゃん、てことになるんですけどね。
いや違うな、
老若問わずSもMも問わず女性の願望を叶えてあげたいんだろ?
なら、その気持ちをもって叶えてあげればいいじゃん、てことなんです。